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エンディングノートについて

エンディングノートは、旅立つ方が残される人たちにどんな想いをもっているかを伝えるためのノートです。

財産や相続などの整理についてだけではなく、自分の葬儀に関しても具体的に希望を書き込めるようになっています。

「費用を安く抑えたい」といった残される家族への思いやりから、最近では小規模な家族葬や火葬のみのお別れを希望される方も増えてきました。

しかし、残される家族はきっとその思いやりがわかっているはずです。葬儀とは旅立つ方のための儀式であり、また送る家族のための儀式でもあるのです。

お別れの後、残された家族が納得のいく葬儀であったと思われるよう、なるべく具体的な希望を残されることがよいでしょう。

エンディングノートには、葬儀の種類や規模だけではなく、自由に書き込める欄があるものです。

簡単でもいいから、お寺様に読経をして送ってもらいたい。親しかったあの方を式に呼んでほしい。自宅で家族だけで式をあげてほしい。私が好きだったハンバーグをみんなに食べてほしい。自分の好きだった曲をかけて送ってほしい。そういった葬儀に関する自分の想いも伝えられます。

旅立つ方がどんな人でどんなことを考えていたのか。そして、どんな想いをもっているのか。それを伝えることがとても大切なことではないでしょうか。

残される家族はきっと、伝えられた想いや希望をできる限り叶えようとしてくれるはずです。

全てがかなえられないこともあるでしょうが、想っていることを伝えてほしい。それが残される家族の想いだからです。

私たちは、その想いや希望を形にするため、精一杯お手伝いいたします。
※エンディングノートに法的効力はありません。

エンディングノートを
活用するときのポイント

・できるだけ具体的に書く。具体的であればあるほど、残された家族がわかりやすい

・エンディングノートの保管場所を家族にきちんと伝えておく

・葬儀についてだけでなく、家族ひとりひとりに伝えておきたいメッセージを記しておく

・とくに思い出に残っていることなど、簡単な自分史もまとめて書くと、自身の人生を振り返るよいチャンスに

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